2009年7月5日日曜日

今では立派な胸飾り。>茶々

2歳の茶々さん(京都)の画像が届きました。

なかなか人に馴れる事ができず
最初は怖がって本気噛みした小犬でした。

ご家族に迎えて下さってからも
馴れるように工夫を重ねてくださって
とてもご苦労されたし、今では
人の言葉がたくさん解る賢い子になりました。

お散歩道は「哲学の道」なのだそうです。
素敵ですね!


この子たちは、2007年正月
大阪のある河川敷に
母と小犬5匹で発見しました。

母犬はとても賢い子で
元飼い犬に違いありません。

妊娠したから捨てられたのか…?
河川敷で子を産んで、育てていたのです。

右にいる立ち耳のベージュの子が母犬です。
3〜4ヶ月とみられる女の子5匹を連れていました。

一番奥まったところに居る茶色い子が「茶々さん」です。


捕獲、最初の日
母犬と、一番怖がらなかった小犬が保護されました。


数日掛かって、5姉妹とも保護できたところ。
最後に捕獲器に追い込まれたらしい2匹は
隠れてしまい、最初はお尻しか見えない様な状態
見知らぬ場所に連れて来られて、怖かったでしょう。



犬舎の中でやっと撮れた画像です。
今では、それぞれのお家に居場所をみつけ可愛がられています。

左からハッピーちゃん(枚方)茶々ちゃん(豊中)
同じく茶々ちゃん(京都)メリーちゃん(豊中)マリちゃん(枚方)

犬は、生後4ヶ月の間に脳の許容を決めると言われます。
それまでに出会う事のなかった物、動物と慣れる事は難しいです。
河川敷で、人と出会う事が殆どなかった子犬たち。

近づくとキュッと固まる時期を経て
今なんとかご家族に馴染むまでには、
それぞれのお宅で、いろいろな苦労や工夫が
積み重なって今の穏やかな毎日があります。

どのご家族にも深い感謝で一杯です。

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